「編み物資格を取ったら仕事にできる?」
「編み物が好きなので、いつか副業や仕事にしてみたい」
編み物資格を検討している方にとって、取得後にどのような仕事へつながるのかは気になるところでしょう。
結論からいうと、編み物資格を取得しただけで自動的に仕事がもらえるわけではありません。
一方で、資格取得を通じて身につけた知識や技術は、編み物講師・編み物作家・ニッター・ワークショップ講師などの活動に活かせます。
編み物を仕事にするために特定の民間資格が一律に必須というわけではありませんが、資格取得で身につけた技術や知識が仕事につながるケースはあります。
この記事では、編み物資格を活かせる仕事、資格が必要な仕事・必要ではない活動、資格取得後に仕事へつなげる方法まで解説します。
- 編み物資格を活かせる仕事には何がある?
- 編み物資格を活かせる仕事①編み物講師
- 編み物資格を活かせる仕事②編み物教室を開く
- 編み物資格を活かせる仕事③ワークショップ講師
- 編み物資格を活かせる仕事④編み物作家
- 編み物資格を活かせる仕事⑤ニッター
- 編み物資格を活かせる仕事⑥作品・編み図のデザイン
- 編み物資格を仕事にするならどの資格がいい?
- 編み物資格があれば就職に有利になる?
- 編み物資格は履歴書に書ける?
- 編み物資格を副業に活かす方法
- 編み物資格を仕事に活かしたいならSARAも選択肢
- 諒設計で仕事に活かせる編み物資格を目指す
- 編み物資格を仕事につなげる5つのステップ
- 編み物資格を仕事にするときの注意点
- 編み物資格の仕事についてよくある質問
- まとめ|編み物資格は取得後の仕事から逆算して選ぼう
編み物資格を活かせる仕事には何がある?
編み物の知識や技術を活かせる仕事は、講師だけではありません。
代表的な活動として、
・編み物講師
・編み物教室の運営
・ワークショップ講師
・編み物作家
・ハンドメイド作品の販売
・ニッター
・編み図や作品のデザイン
・編み物関連の情報発信
などが考えられます。
ただし、それぞれ資格の必要性や求められる技術は異なります。
資格を取る前に、「編み物を仕事にしたい」だけで終わらせず、具体的に何をして収入を得たいのかまで考えてみましょう。
編み物資格を仕事に活かしたいなら、資格名より先に「教える・作る・売る」のどれをやりたいか決めるのがおすすめです。
編み物資格を活かせる仕事①編み物講師
資格との関連性が比較的分かりやすいのが編み物講師です。
自宅やレンタルスペースなどで編み物教室を開いたり、カルチャースクールなどで教えたりする働き方があります。
編み物講師になるのに資格は必要?
一般的な編み物を自分で教えることについて、特定の編み物民間資格が一律に法的必須というわけではありません。
十分な編み物技術と指導力があれば、資格を持っていなくても自分で編み物を教える活動は考えられます。
ただし、特定団体の認定講師として活動したり、その団体のカリキュラムを使って指導したりする場合は別です。
たとえば日本手芸普及協会では、講師資格取得後に有資格会員として入会することで、同協会のカリキュラムを指導できる制度があります。
「編み物を教えるための法的な資格」と「特定団体の認定講師として活動するための資格」は分けて考えましょう。
編み物講師を仕事にしたい方は、資格の必要性や教室を開くまでの流れを先に確認しておくと資格選びで迷いにくくなります。
将来編み物を教えたい方は、講師になるために資格が必要なのか、どんな講師資格があるのかも確認しておきましょう。
▶ 編み物講師に資格は必要?先生になる方法・おすすめ講師資格を解説
編み物資格を活かせる仕事②編み物教室を開く
自分で編み物教室を開く方法もあります。
自宅教室だけでなく、
・レンタルスペース
・カルチャースクール
・オンラインレッスン
・少人数レッスン
・初心者向け体験教室
など、さまざまな形が考えられます。
教室を始める場合は、編み物が上手なだけでは十分とは限りません。
初心者に分かるように説明する力や、間違えた部分を見つけて直し方を伝える力も必要です。
また、受講料・材料費・キャンセルルールなど、教室運営についても考える必要があります。
編集部では、教室開業を目的に資格を選ぶ場合、「資格が取れるか」よりも「取得過程で人に教えられるレベルまで学べるか」を重視するのがおすすめと考えます。
編み物資格を活かせる仕事③ワークショップ講師
本格的な教室を開く前に、単発のワークショップから始める方法もあります。
たとえば、
- 初心者向けコースター作り
- かぎ針編みの小物作り
- 季節の編み物作品作り
などです。
1回で完成しやすい作品なら、編み物初心者にも参加してもらいやすくなります。
また、編み物には団体やブランド独自の認定講師制度もあります。
このような制度では、資格取得後に指定作品をワークショップで教えられるケースがあります。
ただし、利用できる作品・教材・名称などにはそれぞれ条件があります。
認定講師資格を仕事に使いたい場合は、「資格取得後に何を教えられるのか」「教材や作品をどこまで利用できるのか」まで確認しましょう。
編み物資格を活かせる仕事④編み物作家
自分で制作した作品を販売する「編み物作家」も、編み物を仕事にする方法のひとつです。
たとえば、
- バッグ
- 帽子
- マフラー
- アクセサリー
- あみぐるみ
- ベビー用品
- インテリア小物
などを制作して販売できます。
編み物作家になるのに資格は必要?
自分で制作した一般的な編み物作品を販売するために、編み物の民間資格が一律に法的必須というわけではありません。
そのため、「編み物作品を販売したいから、まず資格を取らなければならない」と考える必要はありません。
ただし、販売では資格とは別の知識も必要です。
たとえば、他者が制作した編み図やキャラクター、ブランド名などを利用する場合は、著作権や商標権、各作品・編み図の利用条件などを確認する必要があります。
また、作品によっては安全性や表示などについて確認すべき事項が生じることもあります。
編み物作品の販売では、資格の有無だけでなく、作品の品質・オリジナリティ・価格設定・権利関係なども重要です。
編み物作品を販売してハンドメイド作家として活動したい場合は、編み物の技術だけでなく、商品づくりや価格設定、販売方法など、作家活動に必要な知識も身につけておくと役立ちます。
PBアカデミーには「ハンドメイド作家 資格取得講座」があり、作品の制作技術を学ぶ講座ではなく、ハンドメイド作家として活動するための知識を学べるのが特徴です。
そのため、「編み物の技術や資格は別に学び、作品販売についても勉強したい」という人の選択肢になります。
編み物資格そのものではないため、講師資格や編み物技術を身につけたい人向けではありません。編み物作品を販売して作家活動につなげたい人が比較するとよいでしょう。
▼▼ PBアカデミーでハンドメイド作家として活動するための知識を学びたい方はこちら ▼▼
編み物資格を活かせる仕事⑤ニッター
編み物を仕事にする方法として「ニッター」という仕事もあります。
ニッターは、依頼を受けて指定されたデザイン・編み図などをもとに作品やサンプルを編む仕事です。
デザイナーやメーカーなどから依頼を受け、見本作品などを制作するケースがあります。
編み物講師とは違い、「教える」のではなく「編む技術そのもの」を仕事にするイメージです。
実際にヴォーグ学園の講師プロフィールでも、講師活動と並行してニッターや編み方動画の仕事に携わっている例が確認できます。
ニッターとして活動する場合、資格名だけで仕事が決まるとは限りません。
編み図を正確に読み、
- 指定されたサイズで編む
- ゲージを合わせる
- 納期を守る
- 仕上がりを安定させる
といった実務的な技術が重要になります。
ニッターを目指すなら「資格を持っているか」だけでなく、編み図どおり正確に作品を仕上げられる技術を身につけることが大切です。
編み物資格を活かせる仕事⑥作品・編み図のデザイン
技術を高めていけば、自分で作品をデザインする活動にもつながります。
既存の編み図どおりに編むだけでなく、
- 作品の形を考える
- 毛糸を選ぶ
- サイズを調整する
- 模様を組み合わせる
- 製図する
といった知識が必要になります。
このような仕事を考えている人は、資格名だけではなく、製図や割り出しまで学べるか確認するとよいでしょう。
日本手芸普及協会のかぎ針編み・棒針編み講師科では、製図や割り出しなどを学ぶカリキュラムがあります。
編み物のデザインまで視野に入れている人にとっては、資格取得過程で何を学べるかが重要です。
編み物資格を仕事にするならどの資格がいい?
仕事に活かしたい場合も、全員に同じ資格が適しているわけではありません。
編み物講師になりたい
日本手芸普及協会のかぎ針編み・棒針編み講師科などが候補になります。
入門科から段階的に学び、講師科では製図なども学習します。
さらに指導員、手編み准師範とステップアップすることも可能です。
編み物の実力を公的資格で証明したい
日本編物検定協会が実施する毛糸編物技能検定・レース編物技能検定があります。
これらは文部科学省後援の技能検定試験で、公的資格として履歴書に記載できると公式サイトで案内されています。
「講師になるための資格」とは性格が異なるため、目的を分けて比較しましょう。
自宅で編み物資格を取りたい
編み物マイスター®や手編みニットデザイナーなど、在宅で取得を目指せる資格があります。
手編みニットデザイナーは、認定団体が資格取得後の自宅やカルチャースクールでの講師活動も案内しています。
かぎ針編みを専門にしたい
かぎ針編みを中心に仕事へつなげたいなら、かぎ針編み専門のカリキュラムを選ぶ方法があります。
日本手芸普及協会では入門科→講師科→指導員と段階的に進めます。
かぎ針編みに絞って資格を選びたい方は、取得方法や通信講座までこちらで詳しく比較しています。
▶ かぎ針編み資格はどれがいい?講師資格・通信講座・取得方法を解説
編み物資格があれば就職に有利になる?
「編み物資格を取れば、すぐ編み物関係の会社へ就職できる」とは限りません。
採用条件は企業や仕事内容によって異なるためです。
資格が知識や技術を示す材料になる場合はありますが、実際の採用では、
- 実務経験
- 制作技術
- 作品
- デザイン力
- 接客経験
- 指導経験
なども含めて判断される可能性があります。
そのため、就職目的で資格を取得するなら、希望する求人の応募条件を先に確認するのがおすすめです。
「就職に役立ちそうだから」という理由だけで資格を取るのではなく、希望する仕事で実際に求められている条件を確認してから選びましょう。
編み物資格は履歴書に書ける?
取得した民間資格を履歴書へ記載すること自体はできます。
その場合は資格名と認定団体を正確に記載しましょう。
また、日本編物検定協会の毛糸編物技能検定・レース編物技能検定は、公式サイトで公的資格として履歴書に記入できると明記されています。
ただし、民間資格を国家資格・公的資格であるかのように書くのは避けましょう。
仕事への活用を重視するなら、資格の知名度だけでなく「誰が認定している資格なのか」も確認することが大切です。
編み物資格を副業に活かす方法
最初から編み物だけを本業にする必要はありません。
副業として小さく始める方法もあります。
ハンドメイド作品を少量販売する
まず数点の作品を制作して販売し、どのような作品が求められるか確認する方法です。
材料費だけでなく制作時間も考えて価格を決める必要があります。
少人数の編み物レッスンをする
知人や少人数を対象に、初心者向けレッスンから始める方法もあります。
ただし、お金を受け取って教える以上、受講者に分かりやすく指導できる準備は必要です。
オンラインで教える
ビデオ通話などを利用すれば、自宅から編み物を教えることもできます。
ただし、手元を見せるカメラ環境や教材などの準備が必要です。
SNSなどで作品を発信する
すぐに販売や教室を始めなくても、自分の作品を継続して公開することでポートフォリオとして活用できます。
編集部では、資格を取得してから仕事を探し始めるのではなく、学習中から作品を残しておくことをおすすめします。
後から講師・作家・ニッターなどを目指すとき、自分が何を作れるのか示しやすくなるからです。
編み物資格を仕事に活かしたいならSARAも選択肢
「通学ではなく、自宅で編み物について幅広く学んで資格を取りたい」という人はSARAスクールも比較できます。
SARAの編み物資格講座では、
- 編み物マイスター®
- 手編みニットデザイナー
の2資格に対応しています。
編み物の種類、道具、毛糸、棒針編み、かぎ編み、編み図などについて学べるため、編み物全般の知識を整理したい人が比較しやすい講座です。
ただし、「資格を取れば仕事を紹介してもらえる」と考えるのではなく、資格取得後にどのような活動をしたいのかを決めておきましょう。
講師を目指す場合と作品販売を目指す場合では、資格取得後に必要な準備も異なります。
最新料金やコース内容は公式サイトで確認してください。
▼▼ SARAで編み物資格を仕事に活かしたい方はこちら ▼▼
諒設計で仕事に活かせる編み物資格を目指す
諒設計アーキテクトラーニングにも、編み物マイスター®・手編みニットデザイナーに対応した通信講座があります。
現在は紙教材とオンライン学習から選択でき、スペシャル講座では所定の課題をクリアして卒業課題を提出することで、試験免除で2資格の認定を受けられる仕組みがあります。
「仕事に使える資格をできるだけ早く取りたい」と考えている人には比較対象になります。
ただし、ここでも大切なのは資格取得後です。
編み物作家なら販売できる作品を作る技術、講師なら指導力、ニッターなら正確に制作する力が必要になります。
資格取得の早さだけでなく、「資格を取った翌日に何を始めるのか」まで考えて講座を選びましょう。
最新料金・受講方法・取得条件は公式サイトで確認してください。
▼▼ 諒設計で編み物資格を仕事に活かしたい方はこちら ▼▼
編み物資格を仕事につなげる5つのステップ
資格取得を仕事につなげたいなら、次のように考えてみましょう。
1.編み物で何を仕事にするか決める
最初に「講師」「作家」「ニッター」など、目指す方向を決めます。
資格を選ぶのはそのあとです。
2.仕事に必要な技術を確認する
講師なら指導力、作家なら商品として販売できる作品制作力、ニッターなら編み図を正確に再現する力などが求められます。
3.目的に合った編み物資格を選ぶ
仕事の方向が決まったら資格を比較します。
講師を目指す人と、知識を証明したい人では適した資格が異なります。
どの資格から比較すればいいか迷っている方は、資格選びを先に整理しておくと無駄な受講を避けやすくなります。
▶ 編み物資格はどこがいい?おすすめ資格・通信講座を目的別に比較
4.作品を残しておく
制作した作品は写真に残しておきましょう。
学習初期から記録しておけば、上達の過程も確認できます。
将来、SNSやポートフォリオとして利用できる可能性があります。
5.小さく仕事を始める
いきなり大きな教室やショップを作る必要はありません。
少人数レッスン、単発ワークショップ、少量の作品販売などから始める方法があります。
実際に活動してみることで、自分に向いている仕事も分かってきます。
編み物資格を仕事にするときの注意点
資格を取れば稼げるとは限らない
資格は技術や知識を学ぶ手段のひとつです。
資格取得そのものが収入を保証するわけではありません。
講師なら生徒募集、作家なら商品開発・販売、ニッターなら仕事を受注するための活動も必要です。
資格名だけで選ばない
「マイスター」「デザイナー」「講師」といった名称だけを見ると、資格取得後にできることを誤解する可能性があります。
認定団体、カリキュラム、資格取得条件、資格取得後に利用できる制度まで確認してください。
仕事に必要な資格か確認する
「何となく仕事に役立ちそう」という理由で資格を増やす必要はありません。
資格を取得するには受講料だけでなく時間も必要です。
編み物を仕事にしたいなら、資格を集めることより「その資格で身につけた技術をどう仕事に使うか」を考えることが重要です。
編み物資格の仕事についてよくある質問
編み物資格を取れば仕事はありますか?
資格を取得しただけで仕事が保証されるわけではありません。
講師活動・作品販売・ニッターなど、希望する仕事に合わせて実績を作っていく必要があります。
編み物を仕事にするのに資格は必要ですか?
一般的な編み物作品の制作・販売や、自分で編み物を教える活動について、特定の編み物民間資格が一律に法的必須というわけではありません。
ただし、認定団体の講師として活動する場合などは、その団体の条件を満たす必要があります。
編み物資格は副業にも使えますか?
資格取得で身につけた技術を、作品販売・少人数レッスン・ワークショップなどに活かす方法があります。
ただし、勤務先の副業規定や税務上必要になる手続きなどは別途確認してください。
編み物資格で在宅の仕事はできますか?
作品販売、オンラインレッスン、制作受注など、在宅でできる活動も考えられます。
ただし資格があれば必ず在宅案件を受注できるという意味ではありません。
編み物作家と編み物講師ならどちらがいい?
向いている活動が異なります。
作品を作ること自体が好きなら作家、人に説明したり上達を手伝ったりすることが好きなら講師という考え方があります。
両方を組み合わせて活動することも可能です。
まとめ|編み物資格は取得後の仕事から逆算して選ぼう
編み物資格を活かせる仕事には、編み物講師・教室運営・ワークショップ講師・編み物作家・ニッターなどがあります。
ただし、編み物資格を取得すれば自動的に仕事ができるようになるわけではありません。
また、一般的な編み物作品の販売や、自分で編み物を教える活動をするために、特定の民間資格が一律に法的必須というわけでもありません。
資格取得を考えるなら、「資格があると仕事になりそう」という理由だけで選ばないことが大切です。
編み物資格を仕事に活かしたいなら、先に「教える・作る・売る」のどれをしたいのか決め、その仕事に必要な技術を学べる資格を選びましょう。
編集部では、資格取得をゴールにするのではなく、学習中から作品を残し、資格取得後に小さく活動を始められる状態を作っておくことをおすすめします。

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